備忘録 ASDと自分の中にある特性について

備忘録の使い方これであってる?????

忘れるのに備えて記録するものやからあってるよね????

 

 

※以下は、自分が調べて自分の認識してる範囲の特性(?)と比較した上で、自分の場合にのみ当てはまる事項として考えたものです。本来この障碍は、人の数ほど特徴に違いがあるのが特徴みたいなややこしいもので、断定的な表現が多いと思いますが、これが全てではないし、自分の解釈も間違っている可能性は十二分にあります。なので、『「こんなことかな」って思ったよ』っていう報告程度なものだと思ってください。ってか、思い込み激しくなる悪いとこあるから(後術すると思うけど)説明ちゃんと受けたいし、受けなおしたほうがいいかもしれない?どうしよう迷う。

 

参考物:

【図表でわかる!】asd(自閉症スペクトラム・ア

asd

 

【3つ組の障碍(抜粋)】

・社会性の質の違い…周囲の人と関わる時に適切に振る舞うのが難しく、相手と関係を築いたり維持していくことが難しいという特性。暗黙の了解や慣習的なルールを理解できなかったり察せれなかったり、それに従うのが難しかったりなど。

 

・コミュニケーションの質の違い…相手が思っていることや感じていることを理解したり、相手が言いたいことや感じていることを相手にわかりやすく伝えたり、表現したりすることが苦手。

 

・想像力の質の違い…自分が見たり予想していた以外の出来事や成り行きを想像するのが苦手。自分の興味のあることや心地よいパターンの行動に強いこだわりがあり、想定外の行動をとることに抵抗を示す。

 

『空気を読むのが苦手・伝えたいことをうまく伝えるのが苦手・情報の受け取り方が独特・こだわり行動がある・細かいところが気になりすぎる』

が主な症状ですね。

 

 

【自分の特性に照らし合わせた話】

考慮材料: 

abemikuwosukore.hatenablog.com

 ・社会性の質の違い

 

・世間一般の「常識」を受け入れられない。知らない。

・相手との距離感の取り方がわからない。苦手。

・久しぶりに会った人に対しての接し方がわからない。戸惑う。

・苦手な人を割と徹底的に避ける傾向がある。

 

 のちのこだわり癖にもつながってくるけど、「自分の嫌な感覚に触るものは断固として受け入れたくない」という傾向がある。「世間一般ではそれが守られているらしいことは理解はしてるけど、私は死んでも無理」状態。人に迷惑はかけないのに変えなきゃいけない理由がわからない。っていう言葉で拒否する。

 

 あと、恋人や友達、家族でさえも、会うのに時間が経ってしまうと対応の仕方がわからなくて挙動不審になったり、声をかけられなくなったりする。嫌いになったとか全くそんなことはなく、例えるなら「起動の遅いパソコン」みたいな現象が起きてる状態。

普段通りに接してくれれば徐々に慣れてくるので、温かい目で見てくれると嬉しい。あとは、連絡が繋がってる人であれば、ぜひ「見かけたらこんな風にしてくれると嬉しい」っていうのを伝えてくれると、とてもありがたいです…。

あとできるだけ気をつけてはあるけど、知らないうちに不快にさせることがあるかもしれないので、その時は言ってもらえると、できる範囲で気をつけます…(言葉遣いとか関わり方とか)

 

 

・コミュニケーションの質の違い

 

・考えていることを簡潔にまとめて言えない。その場でのまとまった説明が難しく、こんな風に文書にすると説明しやすくなる。

・とっさの会話ができない。いわゆる「機転を利かせた会話」が難しい。

・感情・感想・自分の現状をうまく説明するのが苦手。説明するのに時間がかかる。(言葉を選ぶのに時間がかかるっていう意味で)

・入ってくる情報に対して、独特な処理を施してるらしい。(感覚的に)

・たまに、皮肉や嫌味にその場で気づけない時がある。

 

考える能力は高いので、基本言われてることは理解できてます、し、「多分こういうことが言いたいのかなぁ…」っていうのも察知する能力は多分高いです。皮肉とか嫌味も、言われることが多いのでかなり気づくことの方が多いです。

が、それに対してその場で反論したりすることが苦手です。いわゆる「サンドバック状態」になりやすいです(反論しないからといって、何も思ってないかと言われると大間違いって感じです())。なので、喧嘩や論争をするとき、勧誘を断るときに、こっちの気持ちが言えなくて傷ついたり悔しい思いをすることが多かったり、なかなか振りきれなくてかなり困ることがあります。

 

あと、『独特な処理』の部分ですが、どうやら自分は、人の話や新しい情報を自分の中で考えたり把握する時に、自分の過去の経験や感情、過去に読んだ本やネットの知識・言葉、あとはよくわからない諸々と結びつけて考えながら理解してるみたいです。そこまではみんな当たり前かもしれませんが、自分の場合、その経験や知識を活用して考えることの範囲がとても膨大で、かつかなり深くまで潜り込むことができるみたいです。それゆえに、その中から必要最低限のものを探し出して、表面に出すのが苦手で、かつ時間がかかるみたいです。なんというか、『途方も無いほどある思考の奔流をまさぐる』感じでしょうか。

会話全部がそうかと言われればそんなわけがないんですが、説明を求められたり意見を求められるとそんな状態になるので、そこが少し困りごとかも。

 

結局処理速度が遅いので、対処法とするなら、『論争や討論・感想の言い合いをするとき』だけは、会話テンポをゆっくりにしてもらえるとありがたいです…。

あとは、「とっさに」っていうのに非常に弱く、思考が停止するので、「何をするか」を簡潔に言ってもらえれば脳死状態で従えるので助かります。

 

・想像力の質の違い

 

・顔や肌に何かを塗布するのが無理。特に顔。

・知識に関連付けられないものは理解できない。覚えられない。

・できたパターンに固執する。できないかもしれないことに対する恐怖が強い。

・細かいことがきになり、全体が見えなくなることがしょっちゅう起こる。思考でも行動でも起こりやすい。先の見通しつけるのもとても苦手。(特にこれに困ってる)

・「こうしたらどうなるか」を経験しない状態で想像することが困難。

・音、色、寒さ、感覚に対してかなり敏感。激しい色と、不快な音に対して特に強い拒否反応を示す。寒さは集中ができなくなる程度。

・自分がコントロールできない予定変更、に弱い。

 

…他に多分いっぱいあるかも()

この項が一番苦労してる。

人のことはある程度理解できるし、なんとかコミュニケーションも頑張ったらできるけど、ここは制御が本当に難しくて、自分の努力じゃどうしようもないです…ってレベル。特に「思考や行動の固執化」と「全体が見えなくなる」の部分については、文章を書いたり何かを生み出す上でも非常に困るから、何か対策はないかを聞きたいほど(でもそれを採用するかどうかも、変に頑固なので難しい)。

ある程度、やることを書き出してやらなきゃいけんことを目で見えるようにしたり、(時間のあるやつなら)時間を空けて文章を見直したり、人に確認してもらったりすることはするんやけど…。会議とか苦手…。無理…。

 

あと、色に関しては、見ないようにできるから見ないようにしてる。

音も、ある程度自分で防御はしてるので、それで錯乱したり…っていうのは全くないけど、会話や物事をしてる最中でも耳をすぐに閉じようとする。あと、人の怒ってる声・怒鳴り声もかなり苦手なので、自分に向けられないように動くし、向けられたら固まってしまうし混乱するし怖いし、その人に関わらないようにしようとする。だから怒鳴らないでください…。お願いします…。(ただ、怒鳴り声と歓喜の声の違いくらいは判別しているので、そこは安心してください)

 

【得意なこと・苦手なことのまとめ】

得意なこと

・「常識」を抜いた上で人の話を聞ける

・情報に対して、かなり深く、かなり膨大に考えて、接することができる

・「未知のもの」「未経験のもの」を知りたい・経験したいという欲はとても強い

・細かいことによく注目できる

・経験している範囲で、急を要さないレベルでは、何が起こっても混乱しにくい

 

苦手なこと

・久しぶりに会った人と自然に接すること

・機転を利かせた会話(とっさに芝居を打たなければならないような会話)

・意見・感想・説明を『すぐに簡潔に』伝えること(ただし、少し時間をもらえればまとめることはできる)

・顔に何かを塗ること

・人の怒鳴り声・怒声・怒っている声

・全体を見通しながら物事を行うこと(マルチタスクも)

・パターン・思考の固執化から脱すること(特に経験や知識に結びつけられないことに対する想像力は非常に乏しい)

 

 

自分もできるだけメモを取ったり、やることを書き出したり、まとめて伝えるように工夫したり色々努力はしますので、ほんの少しだけ「これが苦手なんだなー」っていうのを知ってもらえると非常に助かります…。(甘えかもしれませんが…)