赤ペン先生は雪の宿派です。
クーラーの風が恋しいけれど、お腹を壊すのが欠点です()
最近暗い話ばっかり書いてたので、今回は趣向を変えて。
前に自分はASDだーって診断が出て、うぉぉぉぉってまぁいろいろ調べてましたが、まぁ出てくるものがネガティブなことばっかりで、逆に「ここが幸せだと思ってる!」って話をあまり見なかった(当者比)ので、今回は自分が特性を持っててよかったなーって思うことについて話します。(主題が重複しているのは気にしない)
基本「へへへ///」って思いながら書いてる自己満記事なので、そこだけご了承くださいw
【ASDの特性のおさらい】
ASDの特性として、三つの主な特性が挙げられていました。それが
・コミュニケーションの質の違い
・社会性の質の違い
・想像力の質の違い
で、代表的な困りごととしてあげられるのが
・相手の表情やニュアンスから、人の気持ちが察せられない
・社会の暗黙の了解がわからない
・こだわり癖が強い
・感覚過敏
などなどが挙げられています。
【特性について得したなって思うこと】
上記のような散々ことを言われる特性ですが、私自身としては、(どこがどこに当てはまってるかの自己分析はまだ完了していないものの)「これは持っててよかったなー」って思うことがいっぱいあります。
具体的に言うと、
・暗黙の了解や理屈のわからない常識を理解できない
・興味を持つ対象が少し特殊(当者比)
・興味のある話をとことんのめり込んで聴ける
・自分の言葉で話すのが苦手
・思ったことを素直に言える(どうあがいても嘘がつけない)
というのは、表記の仕方はネガティブな書き方になっていますが、私にとっては、人と付き合う上でとても助かっている特性たちです。
なぜなら、この特性たちのいいところは
・世間の声抜きで、個人の話が聞ける=私の理解しうる範囲でその人を理解することができる
・自分の好きな界隈の人から喜んでもらえることが多い
・他の人よりもたくさん人の話が聞ける=知識を得る機会が多い
・自分が嬉しい時、人に即座にストレートに伝えられるので、助けた人にも喜んでもらえる
というところがあり、これらは、私が世の中を理解したり、人と付き合う上で、信頼関係を結びながら生きる重大な役目を負ってくれます。
正直、いわゆる「普通の人」の感覚がわからないので、人間関係に関わることや世間の常識に関わることに対して、人に「どうすればいい?」ってアドバイスを求められた時に、なんて言えばいいかすごく困ることがあるのは事実としてありますが、その分、「普通の人じゃない」人の気持ちはものすごくわかるので、そういった人に相談してもらえたり、逆に自分が相談したりできる関係を築けるのは、とても嬉しいことだなって思います。また、その感覚を保ちながら、他の人とも接することができるので、その分、「人を嫌な気持ちにさせる」という率も少ないんじゃないかなと自負してます。
(嫌な思いしてたらごめんなさい。言ってください…)
また、社会性がない、と言っても、ある程度の倫理観は持ち合わせている(というより、自分の嫌な感覚を我慢してまで受け入れざるを得ないと思わせる理屈がない「常識」なり「暗黙の了解」が受け入れられないだけであって、自分がそれを守らないことで、誰かに悪影響が起こるということがわかる理屈があるのなら、その「常識」も「暗黙の了解」も受け入れられるんですよ。私の場合は。)ので、こんな自分のことを面白がって近づいてくれる人もいっぱいいますし、好んで一緒にいてくれる友達も多くはないですがいっぱいいます。
なので、なんというか、確かに困ったところはあるにはありますが、特性の組み合わせや使い方によっては、胸を張って自慢できるようなところもいっぱいあるので、「困らせそうなところはできる限り把握」しつつ、「誇れるところは、ずれててもちゃんと誇る」というのも、大事なのかなぁって思いました。
おしまい
追伸
感覚過敏で考えてみたけど、『推しの音楽やものをとことん愛でられる』っていうところしか言えるところがねぇなっていうことに気付いたので考えるのをやめた(?)
あ、あと言葉を少し大切に扱える、かも、しれない。
あとあと、言葉から受ける印象の深さ(情報量?)が段違いに多いのも、自分のお得な特性かもしれない(小説とか文読むときに楽しい)。小説は美味しい。