緊急事態宣言解除と憂鬱

赤ペン先生は雪の宿派です。

みなさんお元気ですか?

 

おとといくらいに謎ブログを書いてしまいましたが、今回もまた愚痴みたいになると思います。

 

今月21日に、緊急事態宣言が全国で解除されるか議論されるみたいですね。

(明日じゃないですか。はっや。)

 

でも、自分個人は、すごく不謹慎な考えを持っています。

 

すっごく嬉しくない。

むしろ、延びてくれとさえ思っています。

 

いやなんでって、理由としては大きく分けるなら二つあります。

 

まず「まだ早いやん」ってめっちゃ思うんですよ。

 

たった数週間前には「医療崩壊が〜」とかいう話題が連日ニュースやワイドショー、ネットを賑わせていて、現時点でも「レムデシベル(?)」とかいう薬が治療薬として使われているものの、全国の病院に配布される量があるのかどうかはわからないし、ワクチンすらまだ出来てないし。有効な治療薬かも!ってもてはやされてた「アビガン」も、結局は有効性がわからないとか言われてるし。挙句、海外ではまだまだ感染者が増え続けているんですよね?

 

あんだけあの時期にぎゃーぎゃ騒いでたくせに、いざ延長になったら非難ゴーゴーですし、まだ危険性はあるかもしれないのに、解除されたら諸手で喜んで。くそかとまでは言わないまでも、どんだけ単純なんですか?安心しすぎでは?

あまりに手のひら返しがひどすぎて、本気で呆れかえってます。

 

二つ目に、現実が動くことに恐怖感を覚えています。

 

私、環境の変化、特に、生活環境や生活パターンが変化することが特に苦手なんです。

それに加えて、人の多いところが苦手だったり、期限のある嫌なことに対しての耐性も非常に低いです。

 

ウイルスの話題が出て、外出自粛ってなった時は、ちょっと不安もありましたが、「家で授業や物事ができること」「人の多いところへ行かなくてもいい」「いろんな予定が後ろに伸びた」という状況に嬉しさを覚えていました。

 

でも、宣言が解除されてしまうと、これらが全部変化してしまいます。

 

毎日人の多い電車に乗り、学校で授業を受け、迫る就活の情報におびえ、通学や移動時間で時間が削られる中、趣味の時間も減ってって、それなのにいろんな予定は入ってて忙しくて。

 

その日々が戻ってくるのがとても嫌なんです。戻ってくるのが嫌ですし、今の自分に耐えられる気がしません。

 

世の中を見ていると、経営が苦しくて倒産してしまった企業や困窮する学生、多動障碍で外に出ないと気が狂いそうになる人、教育従事者や小中高校生など、いろんなところで不利益を被ってる人がたくさんいることもよくわかります。ニュースでも言われてますし。

 

でも、それと同じくらい、外出自粛が基本とされることで、救われてる、救われた人もいっぱいいると思うんです。それに、解除されると辛い人も。

 

あまりこういう、「生活パターンが大きく変わってしまうこと」「元の日常に戻ること」に恐怖や嫌悪感を抱いてる人って少ないかもしれませんし、いたとしてもあまり声を上げることができないかもしれません。だって、声を上げたとしても、「甘えだ」「怠惰だ」「異常だ」と言われるしかないのですから。

 

自分自身もそうです。だから、Twitterとか家族の前ではこんなことは絶対に言えないので、せめてこういうブログとかでは吐き出して形にしておきたいと思ったので、ここに書きました。

(カウンセリングの時にも先生にお話はしますが、手元で形には残らないので)

 

上の二つの理由があるので、「私は」宣言の解除は嬉しくありません。

世の中に理解してくれる人が現れますように。